« 412 中国は見る(209)  安倍首相の訪中について 【2】 | Main | 414 中国は見る(211)  安倍首相の訪中について 【4】 »

413 中国は見る(210)  安倍首相の訪中について 【3】

温家宝総理との会見で 安倍首相 靖国神社問題については適切に対処と述べる  

 

2006-10-08 20:48:52 温家宝会见 安倍称须妥善处理靖国神社问题

来源∶新华网 网友评论0条论坛相关文章

 

10月8日、温家宝国務院総理は北京人民大会堂で東門外広場で安倍首相訪中歓迎式典を行った。

 

新華ネット北京10月8日電:温家宝国務院総理は人民大会堂で安倍首相と会談した。 温家宝総理は最初に、安倍晋三首相の訪中を歓迎すると述べ、安倍首相が対中関係で示した積極的態度を賞賛した。 その上で、最近、両国関係の発展に影響する政治的障害を克服するという共通認識で一致し、安倍首相の今回の訪問が実現し、両国関係を改善する希望の窓が開かれた。

 

“青山遮不住 畢竟東流去”(青山は遮りとどめえず 畢竟東流し去る:山も大河の流れを止められない)

 

日中友好は大勢の赴くところ、また人心の向かうところ、両国人民の利益に合致し、アジアの平和と発展にとって良いことだ。 目下、日中関係は大事な時期にあり、新しい発展のチャンスと共に多くの挑戦に直面している。 私達は日中関係の大局から出発し、世界の潮流に順応し、人民の願いにも合った確かな日中世代有効の道を歩まなくてはいけない。 温家宝総理は、日中には2千年もの友好の歴史がある。 ただ、1894年以降の半世紀あまり、特に第二次大戦の間、日本軍国主義が起こした中国侵略戦争は、中国に大きな災難をもたらした。 日中国交正常化以降は、総体的には良いものだった。 この良好な局面は、両国政府の各界の有識者の知恵と心血が結集されたもので、簡単に手に入るものではない。 一層大切にしなければいけない。 最近の過去5年間、日本のある指導者がA級戦犯を祀る靖国神社を最後まで参拝し続け、中国人民の感情をひどく傷つけ日中関係の政治基盤を損い、両国関係を苦しい立場に追い込んでしまった。 私達は、“歴史を鑑に、未来を見よう”と申し上げている。 あの歴史を正視して、歴史の教訓の基礎をしっかり汲み取り、未来を開こう。 温家宝総理は、日中関係を長期的に安定して健全な発展を維持するためには、両国が共通認識で一致した靖国神社問題を適切に処理し、両国関係に影響する政治的障害を取り除かねばならないと強調した。 

 

“言必信、行必果”(言った以上は必ず実行し、行う以上は断固としてやる)。 これは、日中関係の発展を保証する上で重要だと語った。 また温家宝総理は、日中は戦略的高度な面と長期的観点から両国関係を見る必要である。 日中の三つの政治文書を基本に“歴史を鑑に、未来を見よう”という精神に基づいて、戦略的互恵関係を構築し、“平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展”の目標を実現しよう。 そのために、私は、将来の日中関係の発展のため五点申し上げたい。

第一:両国指導者の相互訪問を実現し継続していく。 また各レベルの交流を密接にし、政治の相互信頼を増進させる。

第二:戦略的対話を継続して行う。 お互いに関心を深め、二国間の重大問題を深く研究し改善していく。

第三:経済の技術協力システムを整え、各分野での中長期的協力計画を定め、両国の経済・貿易関係を更に発展させる。

第四:文化、教育の交流を大いに展開し、民間交流を広め、両国人民の友情を深める。

第五:地域問題の協議を強め、東アジア地域の協力を推進し、アジアの平和と発展に貢献する。

台湾問題について話が及んだ時、温家宝総理は、日本側に一つの中国政策の承認と中国の平和統一の大業の支持を求めた。 温家宝総理は最後に重ねて、中国は平和発展の道を歩んでいる。 便宜的措置ではなく、中国の歴史文化伝統に基づくものであり、自身の発展が求めるもので、世界の潮流が作り出した必然的選択でもある。 中国は、独立自主の平和外交政策とオープンな防御的国防政策を実施し、世界との調和に力を尽くしている。 中国の発展は誰をも脅かすものではない。 中国は、過去、現在、将来にわたって覇権を求めず、またいかなる覇権にも反対する。 中国は、日本が戦後教訓を汲んで平和発展の道を選んだことを称賛する。 日本が引き続き平和発展の方向に進むことを希望している。

 

安倍首相は、中国側の友好的対応に感謝し、中華人民共和国成立57周年の祝いを述べた。 安倍首相は、日中関係は日本の大切な二国関係の一つである。 日本は、日中の政治三文書の原則と精神を引き続き遵守し両国関係を発展する。 このところずっと日中関係は発展を続けており、経済、貿易、文化、人の交流はますます増えている。 ただ同時にちょっと残念なことがある。 現在、日中関係は大事な時期である。 日中関係を更にランクアップさせ、アジアと世界の安定と繁栄のため建設的な貢献をすることは、両国が担う時代の使命と責任だ。 このため日中関係を共同戦略に基づく互恵関係にしなくてはならない。

 

日本は、かってアジア各国の人々に多大の損害と苦痛を与え、多くの傷跡を残した。 私はこのことを深く反省すると共に、この立場を変えるつもりはない。 この反省の上に、日本の60年の歩みがある。 日本は決して、軍国主義を賛美しておらず、A級戦犯を美化してはいない。

私は、双方が政治的な困難を克服し、日中関係の健全で安定した発展を促進するとの共通認識で歴史問題を適切に処理したいと思います。 日中両国は、経済の発展で相互依存し、双方に大きな利益をもたらしている。 このことを大事にしたい。 私は政治、経済の両輪が前に作動していくことによって、日中関係は新しい次元に進み、アジアと世界の発展に貢献できると申し上げたい。 日本は共同文書の台湾問題を継続し、この立場は変えない。 日本側は、一つの中国を守り、二つの中国、一中一台は行わない。 台湾独立は支持しない。 双方は一部地域と国際問題について意見を交換した。

 

歓迎式典に参加したのは、張榕明民建中央常務副主席、李肇星外相、王毅駐日大使等。

|

« 412 中国は見る(209)  安倍首相の訪中について 【2】 | Main | 414 中国は見る(211)  安倍首相の訪中について 【4】 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/88988/12222521

Listed below are links to weblogs that reference 413 中国は見る(210)  安倍首相の訪中について 【3】:

« 412 中国は見る(209)  安倍首相の訪中について 【2】 | Main | 414 中国は見る(211)  安倍首相の訪中について 【4】 »