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409 中国は見る(207)  山崎拓元自民党副総裁:安倍さんは小泉首相よりもっとタカ派

2006-09-23 13:06:36 日本自民党前副总栽:安倍比小泉更鹰派

来源:中国新闻周刊 网友评论54条进入论坛

Photo_178 山崎拓元自民党副総裁は、小泉純一郎と安倍晋三を比較すると、安倍さんは小泉首相より更に“タカ派”で、小泉首相よりなお一層“強圧的”だと語る。 靖国神社を強行した以外、小泉首相は平和主義者だった。 しかし、安倍さんは“タカ派”思想の持ち主で典型的な民族主義者だ。 小泉首相が対話重視派とすると、安倍さんは強圧派だ。 強圧派の安倍さんは、軍事力がバックにないと圧力も効果が発揮されないと考えている。 日本には軍事力を行使する条件が整っていない。 だから安倍さんは、憲法を改正して軍事力を行使できるようにしようと考えている。

【資料】安倍晋三は輝かしい政治家の名門の出で “純粋政治家の血統”と呼ばれている。 彼の母方の祖父の岸信介とその弟の佐藤栄作は、それぞれ首相を務めており、父親の安倍晋太郎は外相を務めたことがある。祖父の安倍寛は衆議院議員だった。 安倍に一番影響を与えたのは“タカ派”で有名な岸信介元首相である。 

【安倍語録】(三人の首相候補者の中国観から抜粋)

“私をタカ派と呼びたければ、呼べばいい。 私はまったく気にしない”

“A級戦犯を戦争犯罪人ということはできない”

“日本の首相が靖国神社に参拝するのは当然のことであって、(参拝は)首相の責任である。 次期首相も当然参拝すべきである”

“日中関係は切っても切れない関係にある。 (この二国関係を)壊してはいけない”

《周刊中国新聞》泰軒記者(東京から)

Photo_179 12回当選の議員で、自民党国会対策委員長、自民党政務調査会会長、自民党幹事長、自民党副総裁などの職を歴任し、いくつもの内閣で官房副長官、防衛庁長官、建設大臣など多くの要職についた山崎拓氏は、日本の政界古参の政治家であり、“山崎派”の領袖でもある。 小泉純一郎首相もかって深く信頼していた。 現在、山崎拓氏は自民党反主流派陣営の中心の一人である。 山崎拓氏は本社記者に対し、首相として誰を指示するかは“お答えできない”と述べたが、彼の態度からみて、小泉純一郎が応援する安倍晋三には好感は持っていないようだ。 9月14日午後、山崎拓氏は東京の彼の個人事務所の応接室で、《周刊中国新聞》の取材に応じてくれた。

《周刊中国新聞》:今回の総裁選で誰に投票されるか、話していただけますか?

《山崎拓氏》:お話しすることはできない。 ちょっと微妙な問題があって、日本のメディアには話すことができても、中国のメディアには話せません。

《周刊中国新聞》:安倍晋三氏と小泉首相の違いについてお話いただけますか?

《山崎拓氏》:私は、二人には思想と信条で大きな違いがあると思います。 小泉首相は、靖国神社を何回も参拝しましたが、基本的には平和主義者です。 しかし安倍さんは“タカ派”の思想の持ち主で、典型的な民族主義者です。 たとえば外交姿勢では小泉首相は、“対話と圧力”という言い方をしています。 もし区分するとしたら、小泉首相は“対話重視派”ですが、安倍さんは“強圧派”でしょう。 軍事力や武力行使は政治外交の最後の手段です。 小泉首相は軍事力の使用についてはきわめて慎重で、極力避けるべきと考えていました。 小泉首相は日本の憲法が規定する対外侵略を禁止する内容を十分考えていました。 しかし圧力を重視する安倍さんは、軍事力がバックにないと、圧力の効果を発揮できないと考えています。 たとえば、北朝鮮のミサイル発射事件で、安倍さんは国連決議にあたって、決議の内容に国連憲章第七条「制裁に関する条項」を適用するよう求めた。 また、現在日本には軍事力を行使する条件が整っていません。 安倍さんは、憲法を改正して軍事力を行使できるようにしようとしています。 

《周刊中国新聞》:小泉首相のこの数年間の「施政」について、どういう評価をされますか?

《山崎拓氏》:私はアジア戦略研究会を立ち上げた。(本刊注―今年3月15日、山崎拓、宮沢喜一元首相、河野洋平衆議院議長など自民党議員で「アジア戦略研究会」を作った。 同会は、日本は隣国との関係を重視すべきとしている) この会の趣意書は私が起草しました。 その中にアメリカのコロンビア大学のカーティス教授の言葉を引用しました。 私の考え方にきわめて近いものです。

内政方面で、小泉首相は国の機構などを改革したことは称賛に値します。

外交方面では、小泉首相はアメリカのブッシュ大統領との緊密な関係を維持できたことは彼の成果です。 しかしアジアの国との関係については積極的進展はなく、歴史問題をめぐって日中、日韓の関係を悪化させました。 現在日本は全方位外交の改革に着手しなければなりません。

《周刊中国新聞》:小泉首相の改革をどうご覧になりますか? この改革は自民党の将来にどれくらいの影響を与えますか? 来年の参議院選の自民党と民主党の闘いに影響がありますか?

《山崎拓氏》:小泉首相の構造改革は成功したといえる。 日本経済はデフレの局面にあったが、今やその苦境を脱しつつある。 その点からいうと小泉首相は成功したのだ。 来年の参議院選挙については、今判断することはできない。 その頃どんな問題が焦点になるか、今まだ見えてこない。 もしその時の話題が消費税問題に集まるとなると、自民党にとっては不利となるから、安倍さんはできる限り、この問題を避けると思う。

《周刊中国新聞》:靖国神社問題は常に日中間の障害となっています。 新しい国立の追悼施設を作って、靖国神社問題を解決しようという計画は実現性はありますか?

《山崎拓氏》:この計画の実現性について、私はまだ十分あると思う。しかし安倍政権は、この計画には多分乗らないでしょう。 日本と中国は、一衣帯水の隣国です。 両国は、政治、経済、文化などの面でもっと交流を深めるべきです。

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