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396 中国は見る(200) 日中関係改善協議:首脳会談についての議論は平行線

2006-09-25 02:48:10 中日战略对话:未就首脑会晤达成一致

来源:东方网 网友评论0条进入论坛

日本側外務省谷内正太郎事務次官と中国側戴国外務次官らが出席した日中の関係改善に向けた協議が、23-24日、東京で行われた。 安倍晋三新総裁で、まもなく新政権がスタートすることで、この協議の進展に注目が集まった。

24日の、日本のメディアの報道によると、日中双方は首脳会談の話し合いについては折り合いがつかず平行線に終わったという。

首脳会談の件は引き続き協議

これより前19日に、中国外務省の秦剛報道官は、今回のこの協議の中で、双方が日中関係など両国の共通の関心のある問題について意見交換すると述べた。 

日本側メディアの報道によると、この関係改善の協議の中で、日本側は安倍新政権スタートをきっかけとして、日中首脳会談復活実現を目指すと共に、北朝鮮問題及びミサイル問題、六ヶ国協議再開問題、日本の北朝鮮への金融制裁問題などについて意見を交換すると見られる。 日中間には東海油田開発について意見の相違があり、これも議題の一つになる。 日本の外務省も19日、日中双方が、安倍新総理と中国の胡錦濤国家主席が11月中旬ベトナムで開かれる、アジア太平洋経済協力会議(APEC)で首脳会談を行う可能性について話し合うことを認めた。

2005年、小泉首相が靖国神社参拝をしたことにより、日中首脳会談が中断して以来、1年5ヶ月になる。 日本のメディアの報道によると、24日、日中双方の首脳会談についての協議は、話が平行線となりまとまらず、25日以降引き続き協議することになった。

今回の協議は“腹の探りあい”

20060926075118cc431関係改善の協議が行われる3日前(20日)、日本の自民党総裁選が行われ安倍晋三が大勝し、26日には日本の新総理に選ばれる予定だ。

これについて中国社会科学院日本研究呉懐中研究員は、《第一財経日報》に対して、こう見解を述べてくれた。 “(小泉首相から安倍新首相へ変わる)こうした動きの中で、日中の関係改善に向けた協議が行われている訳で、日中双方の“政治的腹の探りあい”となっている。 日中両国は短期間で首脳会談について合意するのは容易ではないと思う。 現在の両国関係の政治的障碍は新しい首相になったからといって簡単に溶解するものではない。 日本側はしきりに日中首脳会談再開を申し入れているが安倍晋三は総裁選挙中も選挙後も靖国神社参拝問題について、未だ明確な態度を表明していない

一般の人々は安倍晋三を“右寄り”の政治理念の持ち主と見ている。 4月には靖国神社をこっそり参拝していたことがわかった。 彼は“公式参拝”はしないと漏らしているようだが、こっそり参拝する可能性がないとは言えない。 

呉懐中研究員はこう見ている。 “対中外交で、安倍晋三は「あいまい戦術」をとっている。 日本のアジア外交は多くの批判を受けた。 安倍晋三はこの方面で前任者より、なんとか功績を残したいと考えている。

だから日中関係についての発言も現実的になっている。 しかしもう一方、安倍晋三が現在靖国神社問題で明確な態度を表明できないのは、今回の選挙勝利の裏に、強大な政治勢力のバックがあるからだ。 政治基盤がまだ不安定な現在、「あいまい戦術」は二方面二股作戦だ。

こうした状況から呉懐中研究員は、“中国側は安倍晋三が首相就任後、靖国神社参拝をしないと明言することを首脳会談の前提とするだろう”と見ている。 

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