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373 中国は見る(189)  小泉参拝後 北京と安倍はどう動く?

2006-08-29 16:40:38 主题:小泉参拜后:北京和安倍如何互动?

本文网址:http://bbs6.news.163.com/zhongri/755292,16.html

まもなく退任する小泉純一郎首相は、815日、世界中が注目する中、最大の誤りを犯した。 靖国神社に総理大臣の肩書きで参拝し、すでに嵐の中にある日中関係を更に悪化させた。

小泉首相の今回の参拝は、815日という敏感な日を初めて選んだ。 過去5年に行った参拝は、日中関係また日本の国家利益に多大の不利益をもたらした。 事の性質の重大さや質的変化を起こしている日中関係の実態から、日本の右翼政府の戦略が垣間見える。

小泉参拝は安倍への下準備?

この戦略の基本にある背景には、冷戦終結後、中米日三国の正式ではなかったが対ソ連対抗の同盟関係が消滅し、それに代わって日米をグループとする側と成長著しい中国とのアジアをめぐる新戦略構想がある。 また同時に日中双方の関係にも、中国の国力増大に伴い、二、三十年前とは比べ物にならなくなった事情がある。

このような情況の中、日本社会では、ここ十数年全体的に右翼化傾向が強まり、新しい指導者として選ばれたのが小泉首相である。 こうした背景の中で政権を握り、5年余りの任期を勤めた。 更に小泉首相の変人と頑固な性格により、彼は政権を支えてくれた右翼的傾向に配慮を見せると共に、対米関係を重視し、アジア関係を見捨てる選択をした。 そのため小泉首相は何が何でも靖国神社を参拝しようとした。 その裏には右翼の「深謀遠慮」があった。 そこには日中関係を単純な民族感情や怨念に貶めようとする複雑な思惑がある。

今後の状況について言うと、小泉首相は、今は、首相であるけれどまもなく退任する身の上、いわゆる交代となる。 「ポスト小泉」時代にも影響力を温存したいと考えている。 「ポスト小泉」の日中関係にはノータッチというものの、ひと癖もふた癖もある彼のこと、今回の参拝も事実上、ポスト小泉の指導者への地ならしのようだ。 その意味から、小泉“8・15”参拝後、北京が行った抗議表明は、実は小泉首相と「ポスト小泉」の指導者への微妙なシグナルのようだ。

20060403140056cd345 自民党総裁選の情況を見ると、どうやらポスト小泉の首相には、現官房長官の安倍晋三が就任する可能性が強い。 そこで関心のある問題は、安倍晋三は靖国神社問題で一体どうしようと思っているのか? 安倍晋三は現在何を考えているのか?

安倍の評判

安倍の家系なんかより、その本人が政界入りしてからの政治理念と行動また発表した一連の言論から類推すると、安倍晋三が政権を握った時の日本政府の政治的立場は、小泉首相より右傾化すると思われる。 厳然たる事実として、皆さん、「ポスト小泉」に対してはっきりと認識しておかなければいけない。 このことは日本のこの1020年間に起こった社会全体の右傾化傾向によるものである。

靖国神社についていえば、安倍は以前こう述べていた。 ポスト小泉の日本の指導者も靖国神社に参拝すべきだ。 しかし自民党総裁選挙が間近になるに従い、特にちょっと前、天皇の靖国神社参拝に反対するメモが公表されてから、日本の民意にも変化が起こり、安倍は最近靖国神社問題を避けるようになった。 しかしこれはその場しのぎであって、一旦首相の座に坐ったら、その時には安倍は、新しい情況での選択をすることになろう。 

個人的性格から見ると、安倍は北朝鮮問題では相当強硬だった。 しかしその他の問題では、小泉首相ほどの偏屈と頑固な性格ではないようなので、実際の行動スタイルは、多分、小泉首相よりは如才なく、もっと深く考えるのではないかと思う。 今のところ、彼は小泉首相のように有権者達に向かって参拝の約束はしていない。 また83日と4日に東京で行われた第二回「北京・東京フォーラム」に自ら出席し、日中間の重要性を力説していた。

この外、注意すべきことがある。 この前の天皇メモが公開されたのと安倍が4月にこっそり靖国神社を参拝したニュースが流れたことには、なにやらいわくがありそうだ。 もし誰かがわざとメディアに漏らさなければ、天皇のメモにしろ安倍の「秘密参拝」のニュースにしろ、メディアが知りえないことだ。 これには安倍もしくはその周辺の人がメディアに漏らしたということも考えられる。

現在の情勢についていえば、安倍がきわめて有利な位置にいることは間違いない。 小泉首相の「8・15参拝」後、彼は北京や各方面の反応を熱心に調べ、同時に今後の靖国神社問題への最終的評価と判断を行っている。 北京と各方面の強烈な反応を見て、安倍は就任後暫くは参拝を慎む可能性もある。 

しかし政権から下ろそうとする用意もできている。 1.天皇メモが公開されて以降、日本は靖国神社問題で民意が分裂している。 2.安倍が今年4月靖国神社を「秘密参拝」したことは実質的に右翼、有権者に対し(小泉の)引継ぎを表明したことになる。

そのため北京に対して、小泉首相の「8・15参拝」の後始末をしなければいけないが、靖国問題について確約するわけにもいかず、靖国参拝反対についての強硬な立場を捨てるわけにもいかない状態だ。

まもなく北京と安倍の間で微妙な駆け引きが行われることになろう。

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