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353 中国は見る(178)  北朝鮮ミサイル 福田康夫を倒す 【下】

北朝鮮ミサイル乱射、親中派政治家 福田康夫を倒す【下】

2006-08-01 15:41:37 主题∶朝鲜的导弹乱射、射倒了日本亲华政治家福田康夫

本文网址:http://bbs6.news.163.com/zhongri/661821.htmi

2002年9月、ピョンヤンで行われた日朝首脳会談に金哲も人目につかない形で列席していた。 その時、田中局長は日本側の誰にも金哲を紹介しなかった。 重村教授はこれを許すことが出来ないことだと考えている。 

小泉訪朝後、暫くして5人の拉致被害者が日本に帰って来た。 その時、田中局長は、この5人を北朝鮮に戻す考えだった。 理由は、彼が金哲とそのような密約を交わしていたからだ。 拉致された5人の人生より、田中局長は金哲との個人関係を重視していたのだ。 本の中には、当時の中山恭子内閣官房参与が田中均を叱りつけ、「局長、あなたがやっているのは外交ではない。 北朝鮮へのお願いです。 外交官なら、お願いをやめて、外交をやりなさい」と言ったと記述している。 また田中局長が、独断で北朝鮮側と、「2003年1月1日からの国交正常化」、「毎年15億ドル、六年間の経済協力」の約束をしていたことを明らかにした。 「一外交官が、政府の承認もなく、勝手に相手側の特務機関のトップと両国の国交時期や経済援助の金額まで約束するとは“売国外交”でなくてなんだ!」と重村局長は憤慨していた。

秘密交渉の田中均には、何の外交の記録もなく、とても外交官とはいえない。 田中均は日米同盟の存在をまったく無視し、アメリカに隠れて行った秘密外交が、目下の日朝関係を危機に陥れた根本原因であり、日米同盟関係にも重大な危機をもたらした。 外務省を退職した田中均は、国民に真相を説明すべきだ。 

外務省局長の外交スキャンダルの暴露が、なぜ福田康夫の政治生命の終結になるのか?

日本のメディアは、田中均と福田康夫が親密に付き合っていたことを、以前伝えていた。 田中均の秘密交渉の背後にいたのが、当時の影の外務大臣--------福田康夫だった。

重村教授が意図するところは、福田康夫こそ、いわゆる「売国外交」の真の責任者だということだ。 北朝鮮の政治体制を考えれば、国家安全保衛部第一副部長は、金正日の腹心中の腹心であろう。 そうなると、金哲と田中の密約は、金正日と福田康夫の密約と理解できる。

今、「売国外交」と言われているこの密約はとっくに破綻したが、日米同盟の安全を脅かした。 日朝間は国交がまだ結べないどころか、小泉首相と金正日が調印した「ピョンヤン宣言」さえ、「乱射」後は、事実上もう破棄されたようなものだ。 

そこで金正日のミサイルと日本国内の沸騰した世論、それに怒ったアメリカの挟み撃ちにあい、福田康夫------このハト派で親中派の政治家の政治生命が絶たれたわけだ。 ここで疑問に思えてならないのは、5年前の話が、何故、今日に至って重村智計教授から公表されたのか?

関係資料を詳しく調べたところ、面白い事実がわかった。 重村智計教授は、以前「毎日新聞」の記者だった。 安倍晋三の父親、元外相で中国の老朋友である安倍晋太郎もかって「毎日新聞」の記者だった。 これには思わず噴出すところだった。 

金正日の「乱射」とはまるで逆だが、9月の日本の政局転換を前にして、重村智計教授が投げた爆弾は正確に命中爆発した。 重村智計教授の情報はどこから手に入れたのだろう? これは推測するしかないが、意味深なものがありそうだ。 

いずれにしろ、福田康夫が日本の政治舞台から退くとなると、小泉後の親中政権の望みがなくなるばかりか、日本の政界の親中派勢力が長い間維持してきた、良好な意見交換のチャンスも減少することになり、将来の中国の対日外交にも重大な影響を与えることとなる。

この最後のハト派で、親中国の実力ある政治家の退場にあたり、中国政府は、この数年来の対日外交の膠着状態について、改めて考える必要がありそうだ。 実際のところ、自民党内の親中派と外務省の親中派勢力は、小泉首相によって根こそぎ排除されてしまった。 

この日本の政局の転換期に当たって、時代遅れの対日外交と意識をどう速やかに修正するか、新しい対日外交をどう確立するか。 そして対日外交のこのねじれた局面を、正しいやり方で、積極的に取り組むことが今求められる重大な課題である。

更に問題なのは、小泉首相の国内ハト派に対する粛清はまだ終わっておらず、この最後の2ヶ月(8月、9月)の内に、彼が最後に行う仕事は、政界、経済界の親アジア勢力の大粛清だ。

これについては、後日、追って報告したい。

ともあれ、中国政府は日本の政局の変化を冷静に受け止め、正確な判断と決定を下し、小泉首相後の氷の海にある中日外交をどう進むか準備をしなければならない。 

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