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310 中国は見る(162)  小泉首相“8・15”靖国神社参拝の可能性強まる

2006-06-29 03:17:00 小泉选择八一五参拜靖国神社的可能性加大 

来源:中国青年报(北京)网友评论1

 

日本の小泉首相は在任中5回靖国神社を参拝し、任期中「最後の参拝」も中止する意志がないことが確実となり、今後、世論の関心は「ポスト小泉」の争いに向けられる。

 

ところで、小泉首相が8月15日というこの「敏感」な日に、あえて参拝するかどうかは、各方面に大きな影響を与えるものとなる。

 

日本時間28日午前、カナダ訪問中の小泉首相は、靖国神社参拝問題について随行記者団に次のように語った。 「靖国神社に何回行こうが問題にならない。 個人の自由ではないか」 小泉首相は、国内外の批判に強く反論して、「靖国神社に参拝すれば首脳会談に応じないというのが、いいのかという問題だ。 突き詰めれば、靖国参拝がいけないという人達は、“中国の言うとおりにしなさい”ということだ」「これ(参拝)とA級戦犯合祀問題とは別のことだ。 私が戦没者に哀悼の意を表すのがいけないというのか? 首相には憲法で保障された思想と良心の自由がないのか? (参拝に)行こうが行くまいが個人の自由だ」

 

小泉首相のこの発言について、安倍晋三官房長官は28日、「首相の発言の通りです」と同調した。

 

日本の各メディアは、これについてすぐ分析を行い、いずれも小泉首相が任期中にまた参拝を行う、それも8月15日に参拝に踏み切る可能性が濃厚になったとしている。 任期中最後の「8・15」は、小泉首相が選挙公約で約束した最後のチャンスでもある。 2001年の総裁選の際、小泉首相は毎年8月15日に靖国神社を参拝すると宣言した。 しかしその後、国内外の強い反発や、混乱を避けるため、小泉首相のこれまで5回の参拝は、わざと8月15日という「敏感」な日を避けてきた。

小泉首相の側近筋の情報によると、「8・15」参拝をさけたのに、中韓からは理解されず、批判の声も収まらない。 小泉首相は、「8・15」に参拝しなかったことを後悔してるという。

 

もし小泉首相が、今年の8月15日に本当に靖国神社の拝殿に現れたとしたら、この4月から現在まで行われた日中関係改善の糸口も、ことごとくご破算となり、日本と中韓の関係も厳しさが続くことになり、両国関係は更に重大な局面を迎えよう。

 

また日本では、小泉首相の「8・15」参拝問題は9月の総裁選挙に重大な影響を及ぼすと見られている。 というのも、小泉首相を支持する安倍晋三のアキレス腱が靖国神社問題にあるからだ。 もし小泉首相が「8・15」に参拝に行ったら、参拝問題が総裁選の争点になることが避けられない。 そうなるとこれまで「あいまい戦略」をとってきた安倍に不利となる。 反対に、「反小泉」陣営が推している福田康夫が「参拝反対」の主張で支持の拡大が得られる。

 

現在、各陣営とも時機を伺っており、出馬表明は8月15日過ぎに先延ばしし、小泉首相の参拝がどうなるか、もし実施された場合どんな影響があるかを見極めた上で決断することになりそうだ。

 

しかし別の見方もある。 「一般国民、自民党党員や国会議員の世論調査がどうであろうと、安倍の支持率はずば抜けている。 たとえ参拝問題が総裁選の最大争点となっても、安倍当選がひっくり返ることはない」

 

こうした状況の中で、小泉首相は後顧の憂いなく宿願の「8・15」参拝を果たそうとしている。

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