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日本情報専門家 新疆で違法測量の容疑で捕まる【下】

日本情报专家在新疆偷测地形被抓获 2006-05-18 19:23:28 来源:国际在线网友评论

日本の中国に対する違法測量は昔からあった

国家の大事な地理情報を知ることは、その国の国防と経済の命脈を握ることを意味している。 違法測量は、いろんな方面に関連するものだ。 もし外国公民の違法行為だとして、その目的として一番考えられるのは商業的利益のためだろう。 もし国家の行為だとしたら、国家安全に関する話題となる。 もし軍事目的の測量だったら、その結果は重大なことになる。

日本が中国の測量を始めたのは19世紀に溯る。 19世紀の明治維新後、日本は積極的に中国の測量を始めた。 当時の活動は明らかに軍事的意図を伴うものだった。 1894年、日清戦争が始まる前、日本軍の大本営は密かに大勢の大陸浪人を使ってスパイとした。 中国の東北、華北、朝鮮へ行かせ、その場所で測量し作戦地図を作った。 後に日本軍は、これら地図によるルートで九連城、金州、旅順口、威海などの重要都市を攻略、清軍の敗戦を加速させた。

この後、日本政府は上海で海外スパイ機関「東亜同文書院」を開設し、同機関から相前後して14回も“中国通”スパイが旅行を名目に、中国各地を実地測量し、5万分の一の軍用地図を作成した。 測量ルートは新疆、内蒙古、西蔵等の地に及び、これらの地図は精確で地上の一木一屋まで記載された。 地図には道路、鉱産物、水源等の関連情報もすべて含まれ、事細かに注書きされていた。 これら地図は日本軍が中国侵略の際のガイドとなり手引きとなった。

1945年、日本が投降した後、国民党政府は沢山の日本軍作戦地図を接収し、その内容の多さ、製図の精密さに、接収した者達は、“中国の内部をすべて、日本人に知り尽くされていた”と驚いたという。 今も台湾の軍隊ではまだ相当数の日本の地図が使われているそうだ。 

日本は、このほかにも測量事件でわざと事件を起こしている。 1931年6月、日本軍中村震太郎大尉は中国の農民に変装し、東北興安嶺索倫山一帯に入り、10万分の一の軍用地図を作っていた。 中国の駐屯部隊に捕らえられた。 この事件は関東軍の“九・一八事件”の口実とされた。

個人的違法測量の多くは 大きな金になるため

車のナビゲーターの需要の増大により、電子地図産業が中国や世界で爆発的に増えている。 業界の多くの人は、中国の電子地図市場は2008年には100億元(約1500億円)以上に膨れ上がると見ている。 現在GPS搭載車のほかにも、いろんなところで地図の応用が使われています。 このような金儲けの魅力に、海外の会社も続々と参入しています。 現在、全世界ではGISやGPSなどデジタル方式で地球の動きを掴むことが出来、“デジタル地球(The Digital Earth)”化している。 

インターネットの世界では国境が無くなったけれど、自国の地理情報は各国とも秘密にしており厳しい法規制が敷かれている。 測量は国家安全に関わる重大なものとされている。 長い間、測量は各国政府から“国の大事で、触れるべからざるもの”とされてきた。 国の大事な地理を知られることは、その国の国防、経済の生命線を握られることを意味している。

地図の測量をする場合、言語情報、位置情報、関連情報などの三方面すなわち“何であるか、どこか、周りに何があるか”が必ず含まれる。

この数年のコスボ戦争、アフガン戦争、イラク戦争を見ると、西側諸国は当たり前のように長距離ミサイルを正確に撃ち込んでいる。 この武器は“何であるか”“どこか”の情報が正確であることが要求される。しかし“周りに何があるか”の関連情報はちょっとないがしろにされている。

2005年10月、Googleのネット上に衛星から撮ったインド軍軍事基地の写真が公表され、インド国防部がこれに猛烈に抗議したことがあった。 理由はこの写真が相手側に情報として伝わり、ミサイルの命中精度を高めることになるからだ。

アメリカの国家画像地図局(NIMA)は毎年、数十億ドルの予算の内、約24%の資金を使って商業出版されている映像や地図などの購入に当てているそうだ。

1999年5月8日、アメリカ軍がユーゴスラビアの中国大使館を爆撃したが、B-2爆撃機の電子地図情報は、NIMAが提供したデータを基にしていた。

2001年、アフガンテロとの戦争で、アメリカ軍地上部隊は連綿と続く山並みに数限りなくある洞穴の中から、テロ組織の首領ビン・ラディンを捜索する時に、NIMAの5万分の一の電子作戦地図を使い、複雑な場所で安全に捜索する手段としていた。

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