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275 中国は見る(142)  日中庶民の日常生活の対比 (下)

2006-05-10 00:22:11 主题:中日老百姓日常生活之真实对比

今度は食べ物

みんな日本の食事は高いという。 絶対価格として見るなら、確かに日本の価格は高い。 しかし、もし月収比率で見るなら、中国の大都市と比べて決して高くはない。 また東京と、北京、上海を比べて見よう。 

一家3人の日本人家族の場合、毎月の食費は5-8万円位。 この家庭(男性)の収入の約16-26%である。 注意してほしいのは、これは日本の男性の標準最低賃金を基にしたものだ。 つまり月収30万円とした。 日本の厚生省の統計によると日本の2004年の会社員の平均月収は、50万円以上となっている。 この統計数字は厚生年金、国民年金、国民健康保険および源泉徴収分を差し引いた控え目な数字だ。

中国の状況はどうだろう? 一家三人暮らしの家の毎月の食費は最低でも400-600人民元(約6千―9千円)、もっと少ないかもしれない。 じゃあ300-500元(約4千5百―7千5百円)とした場合、その計算根拠は? 毎日10-15元(約150-225円)の食費がかかる計算だ。 安いって? でも月収3千元からすれば10-16%。 日本と比べてわずか5-6%安いくらいだ。 日本と中国の毎月の食費は最低標準で計算したものだ。 

日本人は節約がうまいといえる。 テレビでこういう番組がある。 一万円を渡し、その一万円で一ヶ月生活を競うのだ。 最後に残った金が一番多い人がこのゲームの勝利者となる。 この番組の中で、一万円で生活する場合、大体が3千円以上残していた。 中には3千円ちょっと使うだけで暮らしたものも結構いた。 人民元200元に相当する額だ。

日本人は酒を飲む場合、普通1-2万円位だ。 飲んで食べて丁度適当な額だ。 月収で按分すると中国の100-200元に相当するだろう。

もし中国人が酒を飲みにいくとしたら、普通200-300元かかる。 私の感じでは日本より高いと思う。

次に福利

日本ではみな国民健康保険に加入する。 それで病院に行っても3割の負担で済む。 ところが中国では医療保険はあるけれど、病院へ行っても一番安い薬の適用を受けるだけで、多くの地域ではCTすら医療保険の適用外。 これは日本との格段の開きがある。 

日本では本当の義務教育が施行されている。 子供は小学校からお金がいらない。 学費もかからない。 ただ家庭が負担するのは子供の給食費と教科書代だけ。 1年の費用は約20-30万円。 これは普通の男性の一ヶ月分の給料で、大体中学卒業まで続く。 もし私立を選ぶとしたら、その費用は驚くほど高くなる。 

中国では9年の“義務教育”で、学費、雑費のほかにいろいろメチャクチャな費用があり、一年で一体どれくらいになるだろう? 少なくとも3-5千元(約4万5千―7万5千円)位になるだろう。

日本の会社の退職金は手厚いものだ。 これは社員が会社に一生勤めてくれた感謝の表明で、現在経済が不景気であっても少なくとも百万円、大手会社および銀行、IT、商社などは5-6百万円を手にする。しかしこれは一般サラリーマンであって、もし部長やそれ以上のクラスになるとこの数字はもっと高くなる。 しかし中国の会社員は退職しても何も出ない。 (訳者注:日本の退職金の数字はもっと多いと思うが原文のまま)

退職後、日本の社員は在勤中納めた厚生年金または国民年金で、一般に毎月国から15-30万あるいはもっと高い年金を受け取ることができる。 この金額と預金があれば、ローンを返還し終えた後、安心して余生を送ることができる。 しかし中国では退職後に何があるだろうか? 現在会社は退職金を支給してくれるか? 大多数の社員には退職金はない。 年取った後の生活保障が問題となっているが、国は関知せずとし、この負担を会社任せにしている。  一般の社員には養老保険をかけている。 それを貰えるのだが本当に年取った時、国の社会保険局から一体どれくらい貰えるのだろう? そんなの知るか? それよりか医療費はどうなる? 中国の医療費と薬代はべらぼうに高い。 一人当たりの収入なんかとまったく比例していない。 中国の定年後はどうなってしまうんだろう?

遊びについて

日本の旅行は、例えばオーストラリア中クラス6日間の旅の費用は10万円位、月収の25-33%に相当する。 カナダ、アメリカ15日間だと15-20万位、月収の半分ほど。 東南アジア方面は安くて、シンガポール、タイ、マレーシア一週間で十万位だ。 中国はというと、オーストラリア一週間人民元で8千元(約12万円)以上、日本よりちょっと高い。 しかも月収の2-2.5倍だ。 アメリカ、カナダ15日間だと費用は1万5千元(約22万5千円)、月収の4-5倍。 東南アジアは最近どうにか安くなってきたが、それでも8千人民元(約12万円)日本とそう違わないが中国人の月収の2-3倍だ。

中国のスキーは時間計算だ。 一時間安いので20元(約300円)、高いのだと50元(約750円)。 もし一日8時間滑るとすると160-400元(約2400-6000円)かかり、月収の5-10%になる。 日本の場合、一日あたりの計算で、一日安くて7千円高くて1万円、月収の2.5-3,3%位。 しかも朝9時から夜9時まで自由に滑ることが出来る。

日本でアメリカ映画を見る場合1800円で月収の0.6%ほど。 しかし中国の場合30-50人民元(約450-750円)月収の1-1.6%位。 つまり中国の映画料金は日本の2-3倍といった勘定になる。

日本の博物館、展示館は学生を無料にしてるところが多い。 しかし中国では割引料金だ。 日本の体育施設の多く、例えばバスケット、サッカー、テニスコートなど一般に無料開放しているが、中国は学校を除いてサッカー、バスケットなどの場所を探そうと思っても見つからない。

中国と日本の格差(違いまたは開き)はどこにあるのだろうと思う。 私は日常生活の中にこそ大きな格差(違いまたは開き)があると思う。

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