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239 中国は見る (123)  安倍が政権の座に就いたらどうする?

2006-04-14 17:47:09 主题∶安倍上台又如何?

本文网址:http://bbs6.news.163.com/board/rep.jsp?b=zhongri&i=456799

小泉純一郎首相が9月に退陣することを巡って、日本の政界は大変ざわついている。 誰がポスト小泉の競争から勝ち残れるか? これは日本の内政問題であるだけでなく、中韓など周辺国家からも強い関心を持たれている。 一番呼び声の高いのは、靖国神社問題で小泉首相と基本的に同じ立場の安倍晋三。 中国国内のメディアからは非常に“危険視”されている人物だ。

官房長官を担当していて、その“タカ派”で強硬な態度は少しおとなしくはなっているが、もし安倍晋三が日本の権力を握ったら、中日関係はもっと大変なことになるだろうと、多くの人が考えている。 また、“余計な事ばかりしゃべる”麻生太郎と比べると、安倍晋三の政治手腕は高く、頭も比較的冷静で“頭脳型の政治家”で、なかなか手強い。

だから中国国内のメディアは、靖国神社問題を適切に解決しようとする福田康夫等の人達が出馬し、崖っぷちの中日関係を改善するよう願っている。 中国国内のこの期待はもちろん理解できることである。 しかし、日本の次期首相に誰が選ばれるかは、これは日本国内の政治勢力の勝負の結果によるものであって、中国の意思でどうする事も出来ない。

中国と同じように小泉首相の靖国神社参拝を徹底して反対している韓国は、ポスト小泉の首相人選に対して“泰然と構えている”ように見える。 韓国の政界、経済界の多くは、いずれも安倍晋三を“奇貨”(宝)としている。 ここには日韓の特殊な要因がある。 例を挙げると、安倍晋三は岸信介の孫である。 岸信介は韓国人から見ると、日韓友好の交流のきっかけを作った人であり、安倍晋三はこの事で得をしているといえる。 

しかし韓国が安倍晋三を“高く買う”理由の中に、安倍には強い指導力があると見ている事がある。 安倍晋三は、日朝国交関係正常化の解決に、大事な働きをした人物であり、韓国の外交政策にも良い影響を与えた。 同時に安倍晋三は、直接金正日と話した数少ない高官の一人である。 韓国は安倍晋三が、この方面で影響力を発揮し、東北アジア地域での外交全体を動かす事を願っている。 或いはこれが韓国の“安倍首相”誕生に大きな期待を持っている最大の理由であろう。

もし安倍晋三が首相になったら、中日関係は本当に真っ暗闇に落ち込んでしまうのだろうか?

これもちょっと分析する必要がありそうだ。 その昔、共産主義を嫌っていたニクソンが、電撃的に米中の関係正常化を図り、20世紀の歴史の一大事業を成し遂げた。 福田康夫の父親は福田赳夫元首相である。 かっては台湾派の“リーダー役”だった。 しかし彼の首相在任中、中国と中日友好条約を締結した。 だから、毛沢東もはっきり言っている。 “私は右派が好きだ” 右寄りならば却って圧力を減らす事が出来、左派が出来ない思いがけない大事をやるかもしれない。

安倍晋三にこの知恵と決断があるかどうかは、まだ誰にもわからない。 しかし肯定できることがあるとすれば、安倍晋三は強硬ではあるが、決して無分別な人ではないということだ。

ポスト小泉の指導者として誰が選ばれようと、中国というこの大きな巨人の存在を無視する事は出来ない。 この点について安倍はよくわかっている筈だ。 

とに角、現在中日関係が低迷する中、我々は“どんなに風が吹き雨が降ろうと、静かに前進するのみ”の気構えを持つ事だろう。

日本国内の政局の変化を待つよりは、主体的にやるべきことはやっておこう。 自分の立場を確立し、長期的戦略を持ち、確固たる原則を持っていれば、日本の政局のいかなる変化にも、落ち着いて対応できる筈だ。

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