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235 中国は見る(120)  “メード・イン・ジャパン”の品質は なぜ落ちてきたのか?

2006-04-10 13:11:33 主题:”日本制造为何出现质量滑坡?

本文网址:http://bbs6.news.163.com/board/rep.jsp?b=zhongri&i=450674

2005年、ソニーのCCD問題が引き起こしたDC事件は、どうやら収まったようだ。 キャノン、ニコン、ソニー、富士、リコー、オリンパス、コニカなど、これらブランドも中国市場で、また前のような繁栄を取り戻している。

しかし、3月14日、日本のカメラメーカー・オリンパスのアメリカ支社は、同社のアメリカ市場で販売している35ミリフィルムカメラを120万台回収すると発表した。 回収の原因は、このカメラのフラッシュ電気の不都合でカメラが過熱する欠陥が見つかったということだ。 この報道から、またDC事件に対する記憶が思い起こされ、全世界を席巻しているメード・イン・ジャパン”に疑惑の目が向けられることになった。 

中国の消費者のほとんどの人の印象の中には、“日本製”は“品質最高”の代名詞だったはずだ。 しかし、21世紀に入ってから“日本製”は、ひっきりなしにトラブルを起こしている。 日本のデジタル製品全体が品質問題の渦中にあり、“日本製”に対して、多くの人が疑問を抱くようになった。

では、“日本製”の品質が悪くなった原因はどこにあるのか? 主な原因は恐らく、過去、高度な品質を維持してきた根本的要素に変化が生じたことだと思う。 長い間、日本の大企業は“終身雇用制”という人事管理制度を採用していた。 終身雇用制と年功序列型賃金、企業組合の三つを日本経営の“三本柱”と称していた。 しかし、1990年代初め、いわゆる“バブル経済”崩壊して以降、日本の企業は“終身雇用”制度を廃止するようになった。 何の心配もなく働けた社員達が、突然明日、或いは1ヶ月以内に解雇されるとなったら、この会社の品質に対して真面目に取り組むだろうか? だから品質に問題が生じるのも必然的だ。

 

更に重要なのは、長いこと、日本は大企業を中心に中小企業は企業の下請けで、大企業の部品を生産する企業系列となっていて、大企業と下請けは安定した協力関係を作ってきた。 経済のグローバル化とIT革命の進展に伴い、大企業はコストを下げるため、外国企業に発注したり、海外で生産をするようになり、下請企業は他の製品への切り換えを余儀なくされ、大企業との依頼関係もなくなっていった。 大企業と下請企業との運命共同体関係に亀裂が生じ、企業の系列化の鎖も断ち切られた。 日本の大企業の変化に対応した品質管理体系がまだ十分整備されてない時に、この品質問題が起きたことは、起こるべくして起きたことで、避けられないことだ。

全世界的に競争が激化しており、近年、日本は絶えず対外直接投資を拡大し、海外に生産基地を作っている。 多くの製品、或いは部品は、海外の生産基地で生産されるか、または海外で組み立てられている。

外国で生産される製品、部品の輸送により、管理者、現場労働者とは、コミュニケーション、文化面などで相違が存在するわけで、日本国内で単純に生産するのと比べて、品質、管理面での難しさは、確実に増えている。 これが恐らく日本製品の質を落とす要因の一つに違いない。

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