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236 中国の三面記事を読む(21) 宮崎駿作品“火垂るの墓”をけなすネットの書き込みに一言

2006-04-08 18:04:37 主题:看宫崎骏作品最后萤火虫及网友评论后的愤怒

本文网址:http://bbs6.news.163.com/board/rep.jsp?b=zhongri&i=448911

私はネット上で“火垂るの墓”を見終わった後、一部の憤青が、この映画をまったく見もしないで、それが日本映画というだけでけなしていることに対し、とても違和感と怒りを感じたので、この文章を書きます。

日本人と日本について、もっと理性的に考えたらいいのではないかと思います。 私はこれまでネットは、潜水専門で表に出るのは好きではなかったのですが、一部のネットの人の中のこの映画に対する評価に、我慢できないものがあったので、表に出て一言申し上げたいと思います。

以前、アニメ映画は見なかったのですが、始めて見たのが同じ監督の作品「千と千尋の神隠し」、これもネットで見ました。 広東語の吹き替えでしたが、見終わった後とてもいい作品だと思いました。(機会があれば日本語版で見たいと思います)。 それ以後、宮崎駿という名前はしっかり覚えました。 物事をきちんと考えられる人なら、誰だって宮崎駿の才能を否定できないはずです。

“火垂るの墓”は、私が今まで見た映画で一番いい作品です。 言うのも恥ずかしいのですが、私はまだまともにこの映画を見ていません。 見たくないのではなく私の心が感じやすいもので、悲劇的な作品を見続けられなかったのです。 製作者が力を入れて描くこの兄妹愛は、見る人を泣かせずにはおきません。 私は何度も大声を上げて泣きそうになりました。 でも体面もあるので、自分の手を咬みながら涙を流していました。 (部屋には、ほかの人もいたからです)。

あの悪口を言う人達の良心は犬にも劣るものです。 まったく映画を見もしないで、自分の無知と狭い見方で、ただ悪口を言っているのではないでしょうか? あの人達の頭の中には、日本のものは全て排斥する、日本の物は全て要らないと思っているのでしょう。

否定はしません。 日本人は、中華民族に対し許すことの出来ない罪を犯しました。 南京大虐殺、慰安婦、細菌戦等は民族の心の中に永遠に残る痛みです。 私達は歴史を清算すべきです。 でも歴史を清算することは、決して“愛国志士”達、憤青達が考えるように、東京へ攻め込むことではありません。 歴史を清算(細菌戦被害者訴訟等)して、日本人に歴史を認識させ、軍国主義の台頭を阻止し、隣国と仲良くするようすべきです。 日本人の中の一部、特に右翼分子には軍国主義の人がいることは否定しません。 島国思想で考えが狭く、極端で残忍です。

だから、戦争中我が民族にあのような犯罪を犯したのです。

しかしこれは決して全部ではありません。 日本人の中にもいい一面、光る一面があります。 彼等の科学技術、努力し向上を目指す精神、またこの作品に見られる芸術への造詣などには見るべきものが沢山あります。 芸術には国境はありません。 肉親の情はどの国も同じです。

中国人だろうと日本人だろうと違いはありません。

この作品を悪く言う人は、考え方が極端で偏見を持った人達です。 あなた方(基本的に憤青)は、日本の右翼勢力とはお互いに不倶戴天の敵のはずですが、本質的には同一の人種です。 あなた方と日本の右翼分子は、この映画を見て、戦争が何をもたらしたかよく考えるべきです。

平和は多くの人が求めるものです。 日本をやっつけるだの、日本人をぶっ倒すだのとわめいているのは考えなしの憤青だけです。 勝つの負けるのなんて、一体なんのいいことがありますか。

もう一つ申し上げます。 日本の物をあれこれけなすのもやめなさい。日本人の悪口を言っているこのパソコンの中にも、たぶん日本の部品や技術が使われています。 

最後に、どうかみなさん(憤青の方々)、もし頭の中にまだ理性的な考え方が残っているなら、この優秀作品をけなさないようにお願いします。

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