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212 中国は見る(114)  日本の青年は中国をどう見ているか?

日本の青年は 中国はアメリカを見習へ もう靖国神社参拝にこだわるな と考えている

 

2006-03-18 11:51:53 日本青年认为中国该学习美国别纠缠参拜行为

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現在の日中関係の悪化を、日本の青年はどう見ているか?

交流の中で、彼らは中国人にどう対応したか?

 

今回“北京大学の学生 世界を見る”で、学生数人が日本へ行った。

彼ら自身が自ら体験した、真実の声と意見を語ってもらおう。

 

于悦: 日中両国の青年交流は非常に盛んです。 私は日本で勉強した時、日本の財団から高額な奨学金を貰ったので、生活のため外で働くといったことはしないですみました。 だから学業に集中できました。 日本へ行った時は、日本語はまったくできませんでしたが、日本の多くの青年がボランティアで教えてくれ、日常会話も練習してくれました。 学校には留学生専門の職員がいて日常生活の面倒を見てくれました。 時には日本各地の旅行にも連れて行ってくれました。 また自宅にも招待してくれ、おいしい食事を食べさせてくれました。

 

馮全普: 私は長野県飯山市の農家にホームステイしました。 その家族は、とてもよく世話してくださり自分の子供のように見てくれました。

私も奥さんのことを“お母さん”と呼びました。 近所の人、友人達は、しょっちゅう何かしらくれるのです。 たとえば、自分の家で採れたキュウリ、ナスなど。 “お母さん”のお父さんは中国侵略日本軍として、1943年、杭州へ行ったということで、ちょっとわだかまりを感じてしまいました。 日本の青年は農村には少なく、みな都会へ行きます。 私が帰国する時、仲間達がバーベキュー・パーティーを開いてくれました。 帰国してからも日本の友達から贈り物が届けられたり、とても友好的です。 

 

夏維勇: 日本にいた時、友達がよく自宅に招待してくれ、家族や親戚を紹介してくれました。 新年や祭日などにもよくご馳走になったり、お土産をもらいました。 彼等の政治意識は、左寄りで右翼には反対でしたが、私達との交流の中では、基本的には政治の話はせず、ただ自分の身の回りのことだけ話していました。

 

馮全普: 確かに日本の青年は、中国人との交流を願っておりとても友好的です。 でもなんかとても距離感を感じるのです。 交流の中で、私達には暗黙の了解とでもいったものがあって、現在の日中関係の敏感な問題について話さないということで、双方の友好を守ろうとしてるように思いました。 たとえば仲良くなった友達が桜見物に連れてってくれたんですが、みんなで大いに盛り上がった時、その友達がもっと盛り上げようとして歌ったのが、天皇を讃美する日本の国家《君が代》だったんです。 私はとても気分が悪くなりました。 でも私は何も言わず、《義勇軍行進曲》をお返しに歌いました。 彼もそれが中国国歌と知っていましたが、何も言いませんでした。 そのまま、また花見を続けました。 私の感覚では、沈黙というのは決していいことではありません。 国家間の交流でもためにはなりません。

 

歴史についての固定観念は直すのが難しい

 

柯金花: 私は日中友好の組織の一つ、創価学会の人と話し合ったことがありました。 この人達のほとんどの人は、歴史に責任を持たない態度には反対で、小泉首相の靖国神社参拝についても、道徳観がなく、常識がないと思っています。 じゃあ、なぜそれでも小泉首相を選ぶんですか? その答えは、“日本経済の発展には小泉さんのような人が必要なのです”

 

実は、交流期間中仲良くなった青年と歴史について話し合ったことがありました。 彼等は、率直に日本の教科書は史実を歪曲しています。 でも、中国の歴史教科書だって同じじゃないですか? というのです。 でも、彼等は歴史事実については極めてあいまいです。 日本が南京で30万人虐殺したことをあまり信じていません。 逆に多くの人から言われたことは、日本人だって被害に遭ってるんですよ。 たとえば、宮崎駿の映画《火垂るの墓》は、第二次世界大戦末期、ある日本人家族の話で、父親が軍隊に行き、母親は爆撃にあって死んでしまい、兄妹が非業の死を遂げるという悲しい物語だというのです。

 

于悦: 私もある青年と、ちょっとやりあったことがあります。 彼の反論は多分“典型的”なものと思います。 中国人は、よく日独を一緒に比較しますが、この考えには反対です。 ドイツは、ユダヤ人虐殺について計画的、組織的に行っています。 それに対して日本人は、中国人を皆殺しにしようとは考えていません。 死傷者が沢山でたことは、これはひとえに戦争行為のせいなのです。 

 

靖国神社問題についても、若い人達の多くが思っていることは、日本の伝統では死んだら神になるんです。 たとえどんなことをしようとも、死んでしまったら神としてお祀りするのです。 戦争、戦犯は関係ありません。 これは日本の文化、伝統です。 ほかの国の人にも理解してもらいたいというのです。

 

また、ある日本の青年の中には、中国は日本を見習うべきだと言う意見もありました。 日本は第二次世界大戦でアメリカの空襲や原子爆弾にやられたにも関わらず、日本人はアメリカを恨んでいません。 中国は、なんでそうできないんですか?

 

これら歴史観は、一旦形成されてしまうと変えるのは難しいものです。

もう一つ例を挙げますと、天皇誕生日の集会に参加するのは老人が多く、青年はほとんどいません。 日本の学生が言うには、天皇は“おじいさん”と言うだけで、後は何も言いません。 これからもわかるように、日本の青年の歴史観は単純です。

 

 

 

 

 

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