« 198 中国は見る(101)  日中友好派 (上) | Main | 200 中国は見る(103)  甦った武士道 (上) »

199 中国は見る(102)  日中友好派 (下)

政冷経冷の日中関係の中 日本の対中友好グループは今どこに? (下)

2006-03-01 13:01:46 主题:中日关系政冷经冷 日本对华友好派今在何处

本文网址:http://bbs6.news.163.com/board/rep.jsp?b=zhongri&i=398224

5.    政界友好派 日本の政界の中に本当の“親中派”などおらず“知中派”というべきだという人がいる。 しかし、さにあらず。 政界も社会の一部であり、両国国交正常化を動かした幾多の“老朋友”はみな政界の人物である。 例えば、石橋湛山元首相や与党の重鎮だった松村謙三氏など。 1972年、田中角栄元首相が中国を訪問し、日中国交正常化を実現して以降、日本の政界の主流派には田中、大平などの対中友好派がいた。 その後、対中友好派は官民挙げて発展する勢いだった。 “対米関係を主軸としながら、同時に対中関係も大いに発展する”というのが、かっての日本政界の主流の考えだった。 国交正常化後、日本の首相や外相また加藤紘一等の著名政治家、今、閣内にいる“親中派”として知られる二階俊博などは、日中友好事業に積極的貢献をした。 政界友好派の大きな特徴は、その時の日本政府の利益を代表し、可能な限り政治や歴史などの要素を薄めようとしたことにある。 現在自民党各派は対中外交と政治の整合性で混乱状態にある。 対中友好派の中には、派閥内部で対中全面結束にいたっていない。 また一方では、政経分離の現象も出始めている。 これは日中経済貿易の発展をなんとか守ろうということで、日中政治関係の後退はどうでもいいという態度である。 

対中友好派のピンチ

今、友好派には政権上層部の支援、政策の支援がまったくない。 精神的支柱にも欠けている。 また一般民意のバックアップもない非主流派に落ち込んでいる。 今までも対中友好派に対するプレッシャーはいろいろあった。 例えば、国際的圧力(冷戦時代の国際的保守化など)とか、国内の圧力(政界、メディア、社会の対中意識の変化)とか、中国の圧力(改革開放以来の中国のものすごい発展がもたらした弊害)とか、意識の変化(政治上の変化)とか、交流圧力(グローバルな動きが2国間に与える影響)

今一番心配なのは、メディアと学界を代表とする知識界の変化である。 これら領域は以前は対中友好派が有利な地位にいたのだが、最近驚くべき変化が起こった。 日本では国がメディアをコントロールし、メディアを使って学界を動かす現象が現れた。 日本の民衆のメディアに対する信用は絶大である。 日中関係の急激な悪化はメディアが演出したことは明らかで、これは誰でも知っていることだ。

 

最近、一部の知識人から“ケンカ両成敗”的な解決提案が出された。 小泉首相にも一歩譲って靖国神社参拝を止め、中国にも一歩譲って日本の歴史教科書問題を追及しないという案だ。 しかし、彼等はこの提案が日本の歴史教育に関してまったく手をつけない不公平なものであり、日本人の戦争に対する曖昧さを助長し、これが小泉首相らの参拝によって社会的な広がりを見せ、民意の支持に影響を与えていることに気がついていない。 このような理解できない提案こそ、正に今日の友好派の中にある思想上の混迷の表明である。 これら友好派は、日中関係の重要性を認識していながら、日本で長い間かかって作られた歴史観、アジア観そして日本の今日の社会風土などから、知らず知らず政府の強硬派のやり方を容認、妥協してしまっている。 仮に反対したところで、中国などが強烈に反対し、日中関係がストップされ、日本が面倒になることを心配しているだけだ。

当面、日本経済の発展は主に“中国特需”等の国際的要因に頼っている。 しかし、社会、政治、教育などの全体的状況は、誤った歴史観を容認、受け入れている。 右翼勢力が日中友好を破壊する言動を止める手立てもない。 これは我々が数十年日中友好に携わったものの伝統ある考えに対する挑戦である。 経済・貿易が増大していれば、双方の心が通じ合っていることになるというのだろうか? 経済利益の交換のみで基本的な是非(善し悪し)、政治原則の枠組みをなおざりにしていいものだろうか?

友好派の団結をどうするか?

正確な歴史観を持つこと。 これが日本人の中国に対する政治の基本である。 日中関係の特殊性は、両国の2000年の交流の歴史の中で、かって日本が中国に対して行った不幸な侵略戦争にある。 小泉首相の誤りは、靖国神社を参拝し、同時に中国との“正常な交流”が出来ると考えたことである。 結果は日中関係の正常化の基礎を損ない、日中関係を今日のような状況にしてしまった。

日中友好の大局は、対中友好派が基本に戻ることだ。 対中友好派がこの大局の観点に立って日中友好の事業を推進してほしい。 少なくとも三つの点を理解してもらいたい。

第一、“歴史を反省し、二度と戦争をしない” 日中両国人民は意見の相違を乗り越え、これだけは共通認識とする。

第二、“自主独立、覇権反対” 日中両国民は平和を守り、友好関係を持つ、政治状態になること。

第三、“共に利益を求め、未来を目指す” 日中両国民は現実的利益を守り、発展する。 これを最上の選択とする。

こうした大局的見地に立てば、対中友好派の大同団結ができるはずだ。 

|

« 198 中国は見る(101)  日中友好派 (上) | Main | 200 中国は見る(103)  甦った武士道 (上) »

中国関係」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/88988/9011405

Listed below are links to weblogs that reference 199 中国は見る(102)  日中友好派 (下):

« 198 中国は見る(101)  日中友好派 (上) | Main | 200 中国は見る(103)  甦った武士道 (上) »