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119 中国は見る(36)  私が出会った日本人① 「中国の水を飲まなかった日本人」

2005-12-14 21:34:19 :一个不喝中国水的日本人

本文网址:http://bbs6.news.163.com/board/rep.jsp?b=zhongri&i=334181

昨日、某有名婦人服店の管理職をしている義弟(妻の弟)が、夏休み中我が家に逗留している息子に会いにやって来た。 家中揃って屋上で夕涼みしながら、よもやま話をしているうち、なんとはなしに仕事の話になり、次のような話を聞くことが出来た。

義弟の会社は、最近日本の服装の加工の仕事を受けたそうだが、その加工技術が相当に複雑で、違う生地5種類で一着の服を作るのだが、これを委託する日本側は、わざわざ監督の社員を派遣してきたという。 普通の社員なのだが義弟の会社で話題になった。 正確に言うと、彼のある行動が、最初中国人にとっては理解しがたく、しかし、ついにはそうかと納得させられた。

その社員は中国に来た時、小さいトランク一つだった。 荷物があまりにも簡単で、親戚にでも行くような感じだった。 みんなは、中国人だったら出国する時は、仕事であろうと、個人であろうと、日数の長短にかかわらず大荷物になるのになあと思った。 それを見て、日本人の愛社精神と会社への忠誠度の表れかと思った。 仕事に来たのであって、遊びに来たのではない。 

その後も中国の従業員は、どうしても気になってならず、その理由を聞いてみた。 その派遣社員は、“日本の服は高く、中国のは安い、それが理由です。 丹念に作業してほしい、ボタンの穴一つにも注意してください”

仕事場には冷房が入って涼しいのだが、皮膚が乾燥しやすい、日本の派遣社員も例外ではない。 中国の従業員と同様水分を補給していた。 しかし、中国の従業員と違うのは中国の水を飲まないことだ。 例のトランクに入っている、日本から持参してきた水を少しずつ飲んでいた。 中国の従業員がなぜ中国の水を飲まないのか聞いたところ、日本人はさげすんだ感じで、“中国の環境汚染がひどいから、俺は自分の国の水を飲むんだ!” 従業員が反論しようと思ったが、ちょっと気後れしてしまった。 日本人が言うのももっともであり、そうする権利もある。 このことから、我々は日本人の愛国心と自分の国を誇りに思ってることがわかった。

中国の従業員は仕事中、仕事の連絡、作業ミス修正など大声で伝えているが、日本人は壁の黒板に注意事項と次の段取りを書いた。 一目瞭然でよくわかるし、中国語の字も従業員よりきれいに書いていた。 中国の従業員達は、黒板の字を見て声を出さなくなり、静かになった。 

約束の5日間はあっという間に過ぎた。 残業もして期日どおり商品を引き渡した。 すべての工程を日本の社員の監督の下やったので、受け渡しは簡単に済んだ。 しかし梱包の時、日本人はドイツ製の器具を信用せず、頑固にもトランクから小さなメジャーを取り出し、服を一着一着チェックして箱詰めした。

日本人がドイツ製品を信用せず、自国製品にこだわるのを中国人は何とも感じないのだろうか? 中国は改革開放を続けてきた。 国際製品と遜色ない品が増えてきた。 しかしまだ、外国製品の方が、中国よりいいという思いがある。 この考え方を変えなくてはいけないと思う。

帰国のとき、その日本人は中国の水をはじめて飲み、その場にいた従業員達に挨拶をした。 義弟にとっては忘れがたい思い出になったものだ。 “みんなご苦労さまでした。 君達は、加工賃がいくらか知ってますか? 50人民元(約750円)です。 でも、この服は日本では4000人民元(約60000円)します。 もしかしたら、日本に遊びに来た中国の人が買って帰るかもしれない。 君達のこの数日の苦労に敬意を表し、この中国茶を飲みます。 みんなよく頑張って働いてくれました。 ちょっと管理体制が十分でないところがありました、その点を改善されたなら、君達の商品は我々の脅威になるにちがいありません”

日本人は何でこんな話をしたのか? 多分、みな理解できなかったと思う。 今、世界経済は一体化されており、原材料は禁止されてない限り、お金があれば誰でも売ってくれる。 じゃあ、それをどこで高く売る?付加価値(包装代、印刷代など)はどうする? 

日本人が別れ際に“贈ってくれた”言葉、“管理”は我々の弱点である。 管理を向上させ、国民全体の素質を高めなければならない。 国民の素質を向上させるには教育をしっかりしなければならない。 でないと、永久に他人のために働き、わずかばかりの加工賃に甘んじるだけだ。

中国の水を飲まなかった日本人は、我々に勉強を教えてくれたようなものだ。 この課目(管理)を習得できたら、次世代にも伝わり、引いては国家の命運にも確実に影響するものだ。 

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