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72 中国から見た”小泉改造内閣”(上)

小泉 “戦闘内閣”

日本外交をタカ派の三人で布陣

小泉搭"斗内" 三大派人物控制日外交()

http://news.163.com 2005-11-06 18:22:00 来源: 世界新闻报  网友评论 16

10月31日、小泉首相は改造内閣の名簿を発表し、第三次小泉内閣が正式にスタートした。 今次内閣の平均年齢は60.94歳であるという。 派閥や順送りなどの日本政界からすれば、若い内閣と言える。 今回、小泉首相は彼の政策を実行する内閣作りをした。 いわゆる“実務型内閣”である。 また、“タカ派内閣”の誕生でもある。 タカ派人物がいくらか減ったものの、重要ポストを占拠した。

小泉内閣の最後の一年は二大任務がある。 一つは、国内経済改革の継続、二つ目は、内政外交の“正常なる国家”を目指すこと。 衆院選後、小泉首相は自分の権力基盤を強めた。 そして今回、自分の内外政策を強力に推進する内閣が必要だった。 この内閣改造から、二つの手掛かりが見られる。 それは、法務、厚生など主に国内の件を担当する大臣の多くは中間派であり、官房長官、外相等外交に関わる大臣は一様にタカ派であるということ。 

以前の内閣と比べ、今回はタカ派の数は減った。 対中強硬政策を忠実に実行してきた町村信孝と中山成彬文相は追い出された。 しかし、今次内閣のタカ派は、もっと重要な、対外政策に絶対的力を有するポストに就いたと言える。 今次内閣を“タカ派戦闘内閣”と言うのも、言い過ぎでない。

もっとも関心を集めたのは、右翼で少壮議員、自民党前幹事長の安倍晋三の初入閣である。 内閣で最も重要な官房長官の職に抜擢され、外相を務める麻生太郎と共に小泉首相を補佐する。 これで、タカ派の三人が日本外交政策をすべて推進し、実行していくことになる。 理性的な声は徹底的に抑えられる。 その他のタカ派は、中川昭一と小池百合子なども閣内にいる。 それぞれ農水相、環境相などの重要ポストに就き、閣内での順位も高い。

10月31日夜、閣議で小泉首相不在時の首相代理を安倍、谷垣、麻生、与謝野馨と中川昭一の順番とすることに決めた。 谷垣と与謝野以外は対中強硬派である。 タカ派のポストの高さが見てとれる。 タカ派を配置して小泉の道を継続するためだ。

これらタカ派大臣は、小泉対中強硬政策の駒となり、やり抜くことを表明している。 安倍は靖国神社問題では非常に強硬で“首相として参拝は当然”と何度も発言している。 慣例では、現職の官房長官と外相は靖国神社には参拝しないことになっている。 しかし、小泉首相は安倍と麻生の二人をそれぞれ“8・15”の前後に、靖国神社に参拝させ、二人にこのポストを与えた。 その意図は明白である。 ポスト小泉の指導者に引き続き参拝を継続させようとする既定路線を引き、新首相が小泉を否定することのないようにすることである。

安倍はそれを理解しており記者会見上でも、官房長官となっても参拝は続けると明言。 麻生も同調、小泉首相の言い方を真似て“適切に判断します”と述べた。 それ故《朝日新聞》は社説で、大胆予測をして、“来年は、首相、外相、官房長官が揃って参拝するという「三役揃い踏み」が見られるかもしれない”と書いている。

《朝日新聞》は、参拝を主張している麻生を町村から替えたのは、外交政策の継続性を表明したものだ。 《産経新聞》は外相の主要な任務は、日米同盟を基本とし、常任理事国入りを積極的に推し進め、アジア太平洋との関係を深めることだとしている。 言わんとするところは、中国包囲網を作るということで、小泉首相はその道を突っ走ろうとしている。

麻生が外相となったからといって、矛を納める筈もなし、小泉首相の既定の道をまっしぐらに進むだろう。 また、対中強硬外交は何の牽制も受けることもない。

靖国神社参拝と構造改革は、小泉首相の二つの大きな“政治遺産”となった。 ポスト小泉の指導者が、もしこの二つの問題で小泉首相に逆らうような態度を表明したら、後継総裁レースから脱落することになる。

従って、現在の閣内の大臣で、谷垣を含め、参拝問題で次々と小泉に忠誠心を見せている。 小泉首相は、しっかりと主導権を握り、これら閣僚の泣き所も掴んでいる。 あと一年の日本の対中政策は、小泉首相の既定路線に沿って行われ、党内外の反対勢力も弱体化し、小泉首相の対中強硬外交を牽制する勢力も見当たらない。

麻生太郎は、組閣作業の小泉に“私と安倍のようなタカ派が閣内に入ってもいいのですか?”と聞いたところ、小泉首相は“(タカ派色濃厚な)福田(赳夫)内閣の時のように、アジア外交は毅然とした対応をとればいいんです。”と述べた。 小泉が信奉している“古いものをぶっ壊す”、小泉首相の言葉からは、自分の考えをあくまで貫く、つまり、タカ派を利用して従来のしきたりをぶち壊し、自分の意志を中韓の頭上に押付けることだ。 それ故、小泉首相のこの政策が変わらない限り、日本と中韓関係の改善はいつになるか分からないし、日本は東アジア地域で引き続き孤立することになる。

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