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86 中国は見る (7) APECから見た日中関係

APECから日中関係を見る

从釜山峰会看中日

http://news.163.com 2005-11-17 10:56:00 来源: 汇报(上海)  网友评论 2  

韓国釜山で行なわれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議は、実質的影響力といったものはあまりない。 だが、参加国に多くの国と接触したり、二国間だけで話し合ったりする機会を与えている。 しかも、年に一度、関係する国々と時間をかけて協議したり、段取りをつけることが可能である。

小泉首相が最近また靖国神社に参拝したため、日中関係は凍結状態にまで落ち込んだ。 本来なら、両国の最高レベルの相互訪問あってもしかるべきなのに無いし、現在、日中指導者同士の会談の雰囲気と気運さえない。 第三国で会うことも選択の一つである。 日本側の報道によれば、韓国で行なわれるAPECの際、小泉首相と胡錦濤中国国家主席との会談を実現したいとの希望を何度も申し出たが、中国側からことごとく断られたという。 これからも分かるように、中国側は小泉首相とその政権にもう幻想を持っていないということだ。

新しい東亜秩序が始まった。

このような状態の裏側には根本的要因として、日本と中国による東アジアの主導権争いにある。 中国と東南アジア諸国連合自由貿易地域(東アジア共同体)の結成、最近の胡錦濤中国国家主席の北朝鮮とベトナム訪問そしてまた韓国への訪問、ロシアの首相が北京を訪れた時、中国の大慶への石油パイプライン建設を確約したことなどは、中国が東アジアでの主導的地位にあることの証明だ。 日本側は何も表明していないが、しかし、気をもんでいることは間違いない。 日本の強大な経済力と東南亜での長年の蓄積をもってしても中国に対抗できない。 中国の経済力は日本のほぼ三分の一くらいだが、人民元は東アジアと東南アジアで広く流通しており、中国の周辺国は中国とより一層緊密な関係を深めており、事実上、新しい東アジア秩序が形成されているといってもよい。 日本はこの秩序の中では端っこに追いやられている。

中国の戦略からいえば、日本への対応は決して既定の目標とした訳ではない。 しかし、小泉首相が国家方針として対中強硬策をとり、中国を刺激しているのだ。

アメリカの態度に 注意が必要

注意すべきはアメリカの日中関係悪化に対する態度である。 アメリカと日本は戦略的同盟関係にある。 だがアメリカは、日中両国が不仲になり抜きさしならない状況になることは望んでいない。 ましてや、東アジアで日中が対立しアメリカの世界戦略にまで影響を及ぼすことも望んでいない。 アメリカが日本と一緒になって中国に圧力をかければ、中国に対して強い圧力になるものの、東アジア、東南アジア各国の同意は得られないし、アメリカの中東戦略目標の削減や分散といった(影響を与える)ことになる。 韓国で行なわれるAPECおよびブッシュ大統領の日本、韓国、中国訪問は、これら問題について、アメリカが判断と調停にのりだすきっかけとなるだろう。

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