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36 (小泉首相靖国参拝に違憲判決)に対する中国メデイアの反応(上)

昨日(9/30)、大阪高裁判決で小泉首相の靖国参拝についての違憲判決がでた。 

これに対する、中国メデイアの反応を紹介します。

小泉参拜靖国神社被判违宪 引朝野大讨论()

http://news.163.com 2005-10-01 02:05:27 来源: 新京(北京)  网友评论 196

小泉首相靖国参拝に違憲判決 社会的論議に一石を投ず

9月30日、日本の大阪高等裁判所は、台湾原住民が小泉首相の靖国神社参拝に対して起こした訴訟に判決を下した。 小泉参拝を“政教分離を規定する憲法が禁止する宗教活動にあたる”とし、公的行為に属するもので、憲法に違反するものと認定した。 しかし、原告の賠償請求については一審判決同様棄却された。この判決に対して、小泉首相は衆院予算委員会で「理解できませんね」と述べた。 

二審で、はじめての参拝違憲判決

この判決は小泉首相の靖国神社参拝訴訟をめぐる一連の訴訟案件の中で、二審としてはじめての違憲判決となる。

大阪高等裁判所の当該訴訟の大谷正治裁判長は、判決の中で、2001年から2003年まで、小泉首相が毎年靖国神社を参拝するために、公用車を使用し、秘書官を同行し、“内閣総理大臣小泉純一郎”と記帳したことは、その参拝が“公的行為”であると判断した。 さらに、小泉首相の参拝の性格について、“客観的にみて、きわめて宗教的意義の強い行為”であり、しかも小泉首相は毎年一回の参拝を表明し、日本国内外、世論の批判にもかかわらず、参拝継続に固執したことは、“特定宗教”

に対する助長と促進になるとみなした。

日本共同通信社によれば、このニュースが伝わった後の、当日衆院予算委員会で、この判決について「理解に苦しむ」と答えた。 小泉首相は、“私の靖国参拝が違憲だとは思っていない。 また、首相の職務として参拝しているのではない。 戦没者に対する哀悼のまことをささげ、二度とあのような戦争を起こしてはならないという気持ちで参拝している”

高金素梅(原告団長)祖先の霊を返せ

原告団代表、台湾無党派“立法議員”の高金素梅は、9月30日午前、大阪の司法記者クラブで記者会見し、大阪高等裁判所の二審判決は、これまでより一歩踏み込んだものだが、違憲かどうかは日本人の問題であり、それより祖先の霊が靖国神社に一緒に祭られていることに怒りを感ずる。 更に高金団長は、小泉首相が、日本は法制国家というなら、もう靖国神社へ参拝すべきでない。 祖先の霊を靖国神社に合祀続けるというなら、引き続き戦っていく。

台湾原住民高金素梅等188名の原告団は、戦争中死亡した親族が靖国神社に合祀され、小泉首相が参拝することで精神的苦痛を蒙ったということで、2003年2月、大阪地方裁判所に訴訟を起こした。 靖国神社に台湾の戦死者が祭られることに反対し、日本国、小泉首相と靖国神社を相手取り、原告一人当たり一万円(約88米ドル)の損害賠償請求を起こした。 去年2月、大阪地方裁判所は一審判決で、小泉首相の参拝は公的行為とは認定せず、原告の訴えを棄却した。 同年6月、原告等は大阪高等裁判所へ控訴していた。

今回の判決は、日本の裁判所がこれまでの靖国神社参拝問題に下した2度目の判断である。 東京の高等裁判所は9月29日同様の訴訟で靖国参拝は私的性質のものと判断したが、靖国神社参拝が違憲かどうかの判断は示していない。

駐日大使館スポークスマン黄星原が本社記者連線の取材に対し語る。     “これは拘束力のない判決である。”

本社電(記者趙全敏)9月30日、大阪高等裁判所は日本小泉純一郎首相の靖国神社参拝の行為は、憲法に違反すると判決した。 これは、日本の高等裁判所が同様の訴訟で初めて示した判決である。 これに対して、中国駐日大使館のスポークスマン黄星原は、当判決は法的角度と道義上から見て、一定の意義はあると考えられる。 “私的行為”のあいまいさを突いています。 しかし、この判決の意義を大きく見すぎてもいけない。

黄星原は、大阪高等裁判所は主に宗教的角度から小泉首相の参拝行為を違憲と判決した。 しかし、当判決がどの程度の影響を及ぼすかはまだ予想がつかない。 最終的には、やはり小泉首相の実際の行動をもって判断することになるだろう。

記者が、この判決は小泉首相に強制力を及ぼすものか聞いたところ、黄星原は、政府筋が当判決は大阪の裁判所が出した判決であって、日本の最高裁判所の判決ではない。 小泉首相にとっては、拘束力のない判決といえるだろう。 強制執行の効力を伴うものではない。 日本は、法制国家と主張しているが、我々は知っている。 これ以前の小泉参拝違憲の判決も、結果的には法律の拘束力のないものであると証明されている。

 

黄星原は、それ以外にも、小泉首相本人が強引に事をすすめるやり方からみて、今回の判決の結果を無視もできるし、法律を尊重する選択もありうる。

小泉首相本人についていえば、彼は法的見地から参拝自体に合理性がなく、憲法に違反していることに気がつくべきだ。 参拝は宗教行為であるばかりでなく、国内の憲法に違反し、対外的には隣国の感情を傷つけるものだ。 小泉首相は、あらゆる要素をよく考えた上で、実際の行動で答えを出すべきだ。

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