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10 清明時節

清明時節雨紛紛      清明時節 雨紛紛
路上行人欲断魂      路上の行人 魂を断たんと欲す
借問酒家何処有      借問す 酒家は いずれの処にかある
牧童遥指杏花村      牧童 遥かに指さす 杏花村

昨日(4月5日)は「清明節」でした。 日本では、この詩(唐:杜牧)で有名ですが、「清明節」といっても、あまり実感がないのが現実です。 ただ、この詩にあるように、この頃には、日本でもよく降ります。 桜の開花宣言の後、降りましたね。 今年は、無常の雨にあわずに満開の桜を楽しめそうですが -------。

清明の頃には、中国では墓参りをする風習があったようです。 今の中国にもまだ残っています。 周恩来総理が亡くなった(1976年1月8日)年の4月5日に天安門広場で「周総理を偲ぶ集まり」が行われたこともあります。  

二年前、中国にいた頃、湖南の友達に誘われて、田舎の家に泊めてもらったことがあります。 丁度、「清明節」の直前で、お墓参りに同行させてもらいました。 私など自分の「身内の墓」一箇所だけお参りで、済むのですが、その友人のお墓は、山の中腹にあって、父親の墓、母親の墓、祖父の墓、祖母の墓、こちらは誰々の墓、あちらは誰々の墓、といくつもいくつも、10数箇所もお墓をお参りしました。 墓石は日本のように大きくなく、小さい石碑のようなものでした。 お参りのやり方は、白い紙銭と短冊、ロウソク、線香を地面に刺し、礼拝は地面に跪いたり、立って礼をしていました。 そして、3メートル位の長さの爆竹に火をつけて鳴らすので騒々しいです。 また、紙銭を燃やします。 これを10数箇所全部やるのです。 また、この墓参りは一般的に男性がやるとのことで、女性は行きませんでした。 ただ、こういう風習を上海の人に話したら、これは農村の悪い習慣だとのこと。 でも、地方では、まあ、これに似た習慣がまだ残っているのだろうと思います。

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